私たちコーティングショップの主な作業は以下の2工程です。
(1)ボディの塗装表面の下地処理(汚れ落とし、磨き等)(2)コーティング塗布処理
もちろん、上記以外にも細かな作業はあるのですが大きく分けると上記の2工程です。作業にかかる時間としては、下地処理が約7割で、コーティング
塗布処理が約3割です。つまり、コーティングというのは、下地処理に多くの部分を依存するのです。
※多くの方はコーティング剤の種類特性を重要視されることが多いのですが、実はコーティングの良し悪しの7割は下地処理が決め手となるのです。この下地処理というのは、お車のボディ表面上の塗装を磨く事(ポリッシュ)です。この磨く技術というのがショップ施工者により様々です。磨くマシン、バフ、コンパウンドの組み合わせの中から、そのお車の車種、年式、色に応じたベストな選択をする必要があるからです。
リボルトグループのポリッシング
リボルトグループでは、長年の蓄積された技術と、グループ内の様々な情報を統合収集し、「Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム)」という独自の下地処理・施工方法技術を確立しました。個人店では対応しきれない様々な地域独自の気候情報、メーカー情報、塗装メーカー情報などをグループメリットを活かし、リアルタイムに対応していく事が出来るのが特徴です。
個人店もしくは小さな数店舗のネットワークと、数十店舗のグループネットワークとでは情報の収集力に大きな差があります。この大きな差を我々はクオリティアップへとつなげております。
ポリッシングは適当に磨けば綺麗になるという程、生易しいものではありません。長年の経験と知識、技術ネットワークによって支えられたものなのです。
塗装の膜厚というのは、限りがありますので、磨く際には最小限の磨きに留めることが必須です。この最小限の膜厚の磨きで、最大限のクオリティを提供出来るというのがリボルトの高度な下地処理技術「Revolt adjust system(リボルト アジャスト システム)」となります。一般の個人コーティングショップでは簡単には真似が出来ません。
層の膜厚を適宜チェックしながら磨きます
リボルトグループでの最上級コーティングである「リボルト・プロ」とその下のグレードである「リボルト」では、我々独自の高度下地処理技術である「Revolt adjust system」を適用しております。最小限の磨きで最大限の美しさを引き出す技術を使った上で、「リボルト・プロ」と「リボルト」のガラスコーティング被膜をコーティングしますので、お車の塗装美観は、マイナスではなくプラスへと持っていかれます。
いたずらに磨きまくっている従来の下地処理技術とは次元が違う技術なのです。その効果の程は、お客様の期待を大きく上回るものとなります。
コーティングというのは、ハイクオリティーな下地処理が大切で、美しい下地があればこそ、コーティングの美しさも際立ってきます。この両者のバランスこそがラディアスの強みであります。
我々の高度下地処理技術【Revolt Adjust System】の目指すところは・・・
「最低限の塗装の磨きで最大限の美しさをつくる」というところです。従来の下地処理技術というのは、粗い磨きから始まり、いくつもの工程を経て、細かな仕上げ磨きで終わります。もちろん、美しさという点ではこの技術には不満はありません。ただ、リボルトグループの目指すのは、「最低限の下地処理」というものです。 何工程もの下地処理というのは、結局は塗装にその都度負荷をかけながら磨いていくということになります。磨くと言うのは、コンパウンドを使って負荷をかけ、熱をかけて磨いていくことです。これを、何工程も行う事が塗装に優しいわけはありません。 リボルトグループでは、このデメリットを克服するため、次世代の研磨技術を導入いたしました。 基本的には簡易工程にて、傷・シミ取りから仕上げまで行う研磨技術です。 従来の懸念であったバフ傷やオーロラマークの残存も心配無用です。
リボルトグループでは、このデメリットを克服するため、次世代の研磨技術を導入いたしました。 基本的には簡易工程にて、傷・シミ取りから仕上げまで行う研磨技術です。従来の懸念であったバフ傷やオーロラマークの残存も心配無用です。従来の一般的な下地処理というのは、いたずらに磨きつくすことが多く、お車の塗装にとっては塗装は有限であるため、必ずしも良いことではありません。車の塗装というのは、ボディを保護するということもありますので、塗装被膜は残したほうがいいのです。でも美観を保つためには磨かないといけません。この相反することを実現するのが進化した高度下地処理技術【Revolt Adjust System】なのです。塗装被膜を保ちつつも美観を維持することが可能です。まさに「最低限の塗装の磨きで最大限の美しさをつくる」ということになります。
深い傷とシミに対して、塗装面を極力削らずに施工できます
塗装面に深い傷とシミがある場合、従来の研磨技術では粗いコンパウンド&ウールバフから磨き始め、細かなコンパウンド&ウレタンバフ→仕上げ磨きというような多くの段階を踏んでいました。磨くためのポリッシャーマシンも強いものから仕上げのものというように、多くの種類を使います。
リボルト佐賀のコーティング技術は、従来ならば多くの工程が必要だった研磨を、必要最小限の簡易工程だけにし、傷・シミ取りを行います。
「塗装面を磨く」ということは見方を変えれば「塗装面を削る」こととほぼ同義です。リボルト佐賀では、従来では必要不可欠だった深い傷やシミに対して塗装面を大きく削らずに必要最低限の研磨で深いキズやシミを取り除くことが可能です。
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撥水の圧倒的な耐久性・持続性を実現。
従来のガラスコーティングの撥水とは、フッ素などを配合することで実現していましたが、リボルト佐賀では分子配列の調整により、ガラス被膜自体に撥水の性質を与え、撥水の耐久性・持続性が格段にアップしました。
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高輝度LED照明を作業場に導入
リボルト佐賀の作業場では、高輝度のLED照明を導入しています。細かな傷や磨きムラ(オーロラ)やコーティング剤の塗りムラなどを残さない高度な仕上がりを実現するために高輝度LED照明は必須です。
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高度な下地処理技術(一般的なコーティングの作業割合)
コーティングは、ハイクオリティな下地処理、美しい下地があればこそ、その美しさが際立ちます。この両者のバランスこそがリボルト佐賀の強みであり、
「最低限の塗装の磨きで最大限の美しさをつくる」が可能になります。従来の下地処理技術では、粗い磨きから始まり、いくつもの工程を経て細かな仕上げ磨きで終わります。何工程もの下地処理とは、コンパウンドを使って負荷や熱をかけるため、塗装面に大きな負担がかかります。
リボルト佐賀では、専用ポリッシャーマシンとコンパウンドを使用することで、最低限の工程で傷・シミ取りを行うことが可能です。従来のコーティングで懸念されていたバフ傷やオーロラマークの残存も心配ありません。最低限の磨きでボディや塗装を傷つけずに最大限の美しさをご提供いたします。
長年リボルトのシグネチャーコーティングであったリボルトプロは2010年の初リリース以来多くのお客様のお車に施工され、数回のマイナーバージョンアップを経ながら、今日まで多くの実績と信頼を積み重ねてまいりました。この度、我々はこの実績と信頼あるリボルトプロをベースにした新たなコーティング剤の開発に着手し、リボルトプロの上位コーティングとして「リボルトプロ・エクストリーム」をリリースすることとなりました。リボルトプロの性能をそのまま引き継いだ上に、耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減、被膜定着、シミ軽減などを強化しております。コーティング被膜は(1)ベースコート、(2)トップコート、(3)オーバートップコートからなる強固な3層コーティング被膜を実現しております。コーティング被膜は低分子化された、確実に固まる完全硬化型コーティングとなります。ぜひとも新しく生まれた「リボルトプロ・エクストリーム」をご体感ご用命頂ければ幸いです。
墨汁テスト
ボンネットに向かって左側がコーティング未施工、右側がコーティング施工済。墨汁(汚れ)をボンネットにかけることによって、墨汁(汚れ)がどのような状態になるのかを検証しました。ボンネット左側(未施工)は墨汁がかかることによって、全体が黒く汚れた状態になりました。反対にボンネット右側(コーティング施工済)は、墨汁(汚れ)が全体に一旦は広がりますが、そのあとすぐに墨汁(汚れ)がスーッと引いていき、ほんのわずかな墨汁(汚れ)が残るだけでほとんどが流れ落ちました。このことからコーティング施工後はコーティング未施工部分と比較すると、汚れがそこに留まりにくく、流れ落ちやすくなるということが分かります。
完全硬化と滑り度検証
リボルトプロ・エクストリームは低分子型の完全硬化型被膜を形成します。世の中には硬度9Hなどをうたっていても、実際には粉になったり蒸発したりジェル状になったりと完全硬化をしないコーティング剤が多々存在します。ほぼ全てのお客様はコーティング被膜は完全硬化すると思っていらっしゃいますので、それを証明するため完全硬化の検証を行いました。コーティング剤を小さなカップに注ぎ、数日後にカップから取り出してみると、しっかりと完全硬化している事を確認できました。この完全硬化したコーティング被膜が未施工部分と比較するとキズや汚れが付きにくい状態を作り出します。ちなみに被膜の硬度は8Hです。ボディ表面のたわみにも追従し、ヒビ割れクラックを防ぐ、硬さ・しなやかさの両方を備えた理想的な硬度となります。 コーティングされたボディはまさにエクストリームな低い摩擦係数(滑り度)を実現します。ボンネット向かって左側が未施工、右側が施工済。グラスボトルを置いてその表面の滑りやすさを検証しました。左側の未施工部分はボディ表面の摩擦が高いため静止した状態ですが、右側は低摩擦のため、ボトルはそこに留まることなく滑って落ちていきました。ボディ表面は気持ち良い滑り具合と触り心地です。また、ゴミ・ホコリ、汚れなども滑り落ちやすくなりますので未施工と比較しても付着しづらくなります。この低い摩擦係数はエクストリーム独自のコーティング被膜の深い艶と輝きから生み出されています。施工後のボディの深い艶と輝きはリボルトプロ以上の仕上がりとなります。
耐スリ傷性能検証
耐スリ傷性能検証のため、ボンネットをライターの角で叩いて、擦ってキズを付けてみました。ボンネット向かって左側が未施工、右側が施工済。叩いて、擦ってみた結果は一目瞭然です。コーティング未施工の部分は、全体的にしっかりとキズがついてしまっていますが、コーティング施工済みの右側半分は、ほとんどキズが付かずに強固にボディを守っています。もちろん、施工後に全く傷が付かないということではありませんが、未施工と比較すると明らかに傷は付きにくくなるということが分かります。
粘着度検証
粘着度の検証です。同じ量の水が入ったボトルのフタ部分にコーティングをしてます。左ボトルのフタは未施工、右のボトルのフタにコーティング施工。同じ加減でしっかりとマスキングテープを貼りました。マスキングテープを持ち上げてみると、左の未施工部分のフタ表面は粘着度が高いため、持ち上げられました。右のコーティング施工済みのボトルのフタ表面はコーティング被膜により平滑化され、粘着テープさえもくっつかない程になりました。これによりコーティング表面は汚れが固着しにくい、引き寄せにくい性質を持ち備えていることを示しています。
未塗装樹脂パーツ検証
リボルトプロ・エクストリームは完全硬化型の被膜がボディ表面上に強固に定着します。未塗装樹脂パーツの表面であってもコーティング被膜が樹脂パーツの奥深くに浸み込むことで、白く色褪せてしまった樹脂パーツを艶のある深い黒色に再び蘇らせることが出来ます。従来のリボルトプロでも十分な効果がありましたが、エクストリームでは、リボルトプロ以上のしっとりとした深い艶と輝きを発揮します。コーティング後は再度の色褪せを長期間防ぎやすくなります。経年劣化にて白く色あせた未塗装の樹脂パーツへのコーティングはリボルトプロ・エクストリームの標準施工に含まれています。
撥水性能
リボルトプロ・エクストリーム施工後のボディは超撥水となります。これほどの気持ち良いほどの水の流れはリボルトプロの専売特許でしたが、エクストリームにもしっかりと引き継がれています。もちろん耐久性は連続・通常シャンプー洗車でもすぐ簡単には落ちず、長期間に渡り撥水性能を維持しやすくなっております。
油性マジック拭取り
左パネルは未施工、右パネルはコーティング施工済。油性のマジックを塗った後に拭き上げました。未施工の部分のマジック跡は残り、コーティング施工済の部分のマジック跡はきれいに拭き取れました。リボルトプロ・エクストリームのコーティング被膜は未施工と比べると、水性の汚れだけでなく、油性の汚れへの耐久性もアドバンテージがあることを示しています。
分子量を小さくした低分子型・完全硬化型の最高級ガラスコーティングになります。低分子の為、塗装の隅々まで入り込む事で塗装との密着性に非常に優れています。従来のコーティング剤の技術の延長ではなく、まったく違う新しい技術にて硬化型ガラス被膜を作りだしています。
低分子・完全硬化型「リボルト・プロ」
現在市場に出回っている硬化型ガラスコーティングは分子量が大きいタイプのもので、無機の汚れ(ミネラル、カルシウムなど)を引き寄せやすいという性質があります。その無機汚れを引き寄せやすい性質をカバーするためにワックス成分などを含んだトップコートにてベースコートを守る手法が一般的になっております。リボルトグループはその点を憂慮し、従来の対処療法的な対応ではなく、根本からの改良を行いました。従来のコーティング剤の技術の延長ではなく、まったく違う新しい技術にて硬化型ガラス被膜を作りだしています。
リボルトプロの特徴点
従来の分子量が大きなタイプではなく分子量を小さくした低分子・完全硬化型ガラスコーティングになります。無機のガラス被膜が無機の汚れを引き寄せやすいというのは、分子量が大きなタイプに見られる特有の性質のようです。分子量が小さい場合でもそれ自体は無機ではありますが、分子量が大きなものに比較すると無機の汚れは引き寄せにくいという性質を持っています。分子量の違いがガラス被膜の性質の違いに現れています。
分子量が小さくなることで、塗装の緻密な表面にしっかりと入り込みアンカーの役割を果たします。これによってコーティング被膜が取れにくく、効果が長期間維持しやすくなります。また被膜の表面がより緻密で平滑になることで、汚れが付着しにくくなります。
分子量が小さいことは、ガラス被膜としての安定化にもなります。ポリシラザン系のガラス被膜の膜厚は1μm未満ですが、我々の低分子量ガラス被膜は約2~4μmという圧倒的な膜厚を確保できております。この圧倒的な膜厚により被膜自体の耐久性が増し、ボディーの塗装への外部環境からの保護に重要な役割を果たしております。分子量が小さいという事は分子量が大きいものに比べ、分子配列の調整がしやすく、その調整により被膜自体の性質を変える事が出来ます。その技術を利用することで、ガラス被膜に撥水の性質を与える事が可能になりました。分子配列の調整によりガラス被膜自身に撥水という性質を与え、長期間にわたる撥水効果を維持出来るようになりました。他にも被膜の膜厚を厚くするという性質を与えることも出来ます。この膜厚の調整は次期バージョンにて対応していきたいです。リボルト・プロはガラス濃度100%・無溶剤です。一般的な量販ガラスコーティング剤は溶剤を入れて濃度を薄くしている事がほとんどです。しかしクオリティー重視のため、作業性は犠牲にし濃度100%・無溶剤を実現しました。従来のコーティング剤には溶剤としてトルエンやキシレン、シンナーなどが入っています。これらは塗料を溶かしてしまったりし、塗装に悪影響を与えることが多々あります。濃度100%・無溶剤のコーティング剤は安心も100%です。
もちろん、高度な下地処理技術である「Revolt adjust system」を行った上にコーティングすることで最強の効果を発揮することが出来ます。
リボルト・プロのコーティング剤を放置させるとこのように数時間後には硬化します
リボルト・プロはベースに低分子型の完全硬化ガラス被膜を形成させて、その上からは新開発された紫外線軽減効果(UVカット)のあるトップコートを定着させます。
リボルト・プロは従来の技術の延長ではなく、新しい技術により開発された新しいガラスコーティング剤です。まさに、次世代のガラスコーティングと言えるでしょう。
リボルトプロ ベースコートにも紫外線軽減(UVカット)を付加しました。2018年4月~
2016年よりリボルトグループ・全コーティングコースに使用している【トップコート】には紫外線を軽減させる効果を付加しておりましたが、この度さらにリボルト・プロのベースコート(低分子完全硬化型)にも紫外線の軽減効果を付加いたしました。これで、リボルト・プロ施工のベースコート、トップコート共に紫外線軽減効果のあるコーティング剤となり、お客様のお車が少しでも紫外線の脅威から守られ、艶のあるボディを長期間維持しやすくなると思います。
紫外線について、簡単に説明させて頂きます。 まずは、下記画像をご覧ください。紫外線はその波長の大きさにより3種類に分けられます。
- UVA(波長320–400nm):地上に届く全紫外線の約95%を占めます。波長が長いため物質の奥まで届きます。それ自体のエネルギーは弱いのですが、時間をかけて物質の内側の劣化を引き起こしていきます。
- UVB(波長290–320nm):地上に届く全紫外線の約5%を占めます。波長が短いため物質の表面近くに影響を与えます。エネルギーはUVAよりも強く深刻なダメージを与えます。
- UVC(波長200–290nm):エネルギーは一番強く、破壊性が最も大きいです。しかし地球上空のオゾン層を突き抜ける事は出来ないため、通常は地上には到達しません。
地上に降り注ぐ紫外線はこのUVAとUVBとなり、物質へ強い影響を与えます。今回のベースコートへの紫外線カット効果は、このUVAに対する軽減となります。
地上に降り注ぐUVA紫外線を軽減するガラスコーティング剤(リボルトプロ・ベースコート)を使用することで、塗装の劣化を少しでも遅らせる効果が期待出来ます。今回ニューリリースのリボルトプロ(ベースコート)はUVA紫外線を軽減し、すでにリリースしているトップコートはUVAとUVBの両紫外線を軽減する効果があります。これでリボルトプロはベース&トップの両方が紫外線を軽減させることで、塗装を色あせへの劣化を少しでも遅らせることが可能になっています。
リボルトはこれからも最先端のコーティング技術を目指して進んで参ります。
価格表
施工期間 | 3日~4日間 |
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施工料金 | 101,200円〜 |
効果期間 | 約5年間 |
※ 価格はすべて税込価格です。
※ 車種・大きさ、ボディ状況により変わります。詳細はお問合せ下さい。